今週のパリの興行成績(8月29日版)
2007年8月29日
秋のスタートは様々な国籍の新作が乱立!
11本の新作が公開になった今週は、5週目に入ったにも関わらず集客を続けている『レミーのおいしいレストランン』(20,214人動員)以外は、接戦に。その中で最も観客を集めたのはケヴィン・コスナー主演の“MR.BROOKS”の8,373人。
そして2週目に入った「ヘアスプレー」(7,869人)に続いて7,321人を動員したのはフランス映画「残された人たち」“CEUX QUI RESTENT”。女優のアンヌ・ル・二が初めてメガホンを握ったこの作品の主人公は、ともにパートナーが重病で同じ病院に入院しているために知り合った一人の男と一人の女。普段、語られる事の少ない人々を演じたのは『チャーリーとパパの飛行機』でも強い印象を残すヴァンサン・ランドンと『リード・マイ・リップス』の演技派エマニュエル・ドゥヴォス。大人なテーマの作品だが7,321人を集客して健闘している。また今年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞したルーマニア映画「4ヶ月、3週、2日」“4 LUNDI, 3 SEPTIMANANI SI 2 ZILE”はパリとその近郊で38スクリーンで公開、6,290人を動員した。また『ぼくのバラ色の人生』の監督アラン・ベルリネ監督の新作「」“J’AURAIS VOULU ETRE UN DANSEUR”は6スクリーン、298人のみの集客と大苦戦のスタートとなった。
週間チャートでは『レミーのおいしいレストランン』が今週も85万人近くを動員し1位を独走、累計で550万人を突破した。また先週公開した「3人の友だち」“TROIS AMIS”(ミシェル・ブジュナ監督)と「ヘアスプレー」は、前者が296,947人、後者が217,088人動員で、全国区ではフランス映画に軍配があがった。またクロード・シャブロル監督の「2つに引き裂かれた娘」“LA FILLE COUPEE EN DEUX”は3週で57万人を突破したが、前週比はマイナス57%と大きくダウン。今後の集客の動向に注目が集まっている。
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