F.ARDANT A CREE LA POLEMIQUE EN ITALIE
ファニー・アルダンの発言がイタリアで大問題に
主演したイタリア映画“L’ORA DI PUNTA”がヴェネチア映画祭の公式コンペに出品されているフランスの女優ファニー・アルダン。
しかしその彼女がイタリアの女性週刊誌“A”に掲載されているインタビュー記事の中で、70年代に多くのテロ活動を行った極左過激派「赤い旅団」の創設者レナート・クルチョを英雄視する発言をし、イタリアで大きな物議を醸し出している。
赤い旅団は映画『夜よ、こんにちわ』でも語られているアルド・モーロ元首相の誘拐暗殺事件などを起こし、その活動期は「鉛の時代」と呼ばれ、今なおイタリア人の心に深いトラウマを残している。
ファニー・アルダンは24日にイタリアのテレビ局で公式に謝罪をしたが、26日にはテロの被害者の遺族がアルダンを告訴。イタリアの右派政治家の間では彼女を糾弾する姿勢を弱めず、ベネト州知事ジャンカルロ・ガランはアルダンの映画祭出席辞退を要求した。
これに対し、ヴェネチア市長のマッシモ・カチアッリは彼女を「許す」とし、またヴェネチア映画祭のディレクターであるマルコ・ミュラーも映画祭開催前日の28日に彼女の参加に「歓迎」の表明を出したが、9月6日の“L’ORA DI PUNTA”の公式上映にアルダンが登場するかどうかに注目が集まっている。
2007年8月28日