奇跡の海
2005年4月10日
カトリン・カートリッジ1996年の出演作品。
なぜかこの作品は未見で忘れていたモノ。
エド・ハリスとアン・ヘッチ出演の「奇跡の詩」と発売時期が近かったために、見た筈だ、と勘違いしてたと思われる。
このたび2005年にしてようやくその勘違いにきづいたために鑑賞の運びと相成った。
「奇跡の詩」はアメリカ制作で、こちら「奇跡の海」はデンマーク。
デンマークといえばコペンハーゲンの人魚姫。
人魚姫が住む海なら、それはまさに「奇跡の海」であろう。
しかし、舞台となるのは北海の波荒れ狂う野蛮な海である。
この映画はアタクシの一番好きな女優「カトリン・カートリッジ」がロンドンの映画批評家協会主演女優賞にノミネートされている作品。一番お気に入りの女優出演作品を未見でいたとは、なんともお粗末な情熱である。
2時間以上の長い長い作品で、内容は激しい情愛をもてあましちゃうベスの物語。
純粋な愛情とか気持ちとか、そういう感情と若さが合体すると、なんて危険なんでしょう!
と、どうもはすっぱな気持ちで見てしまいがちな自分がそっちにいて、うまく感情移入ができませんでした。
いいたいことも、そうなっちゃう物語の運びも、よくわかる。
重厚な物語を演出する役者達の演技力も圧巻だし、ラストシーンの美しさにも感涙する。
だけど少々長い。
その感想は否めない。
もうすこしコンパクトにまとめられそうなのに、そこが残念。
いい作品だし、見ておいたほうがいい作品。
好きか嫌いかは別として。そういうタイプの映画ってあるよね。これがまさにそれ。
個人的に「カトリン・カートリッジ」を見たかっただけなので、それには大満足。
彼女の押さえた悲運の女性はとてもいい。
絶対そんな女じゃないと推察されるんだけど、そういう演技させたらすごくいい。
理屈抜きに大好きな女優。
「デボラ・ウインガーを探して」の中で照れ隠しのがさつな一面を見せてくれたのを最後に、41歳の若さで帰天。
かえずがえすも残念である。
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