10月23日(sat)「シークレット・ウインドウ」渋谷シネタワー

2004年11月27日

初日、初回。にもかかわらず、大盛況。
ハリウッドの異端児ジョニー・デップが、こんな地味な映画でこれだけの動員です。
デッドマン」で来日した時は、笑っていいともに出演するくらい小粒の役者でしたのに。と、昔話はさておき。

すばらしい演技力で圧倒的なスティーブン・キング的狂気を見せつけてくれました。
彼のアドリブだろう(役作り)と思われるチャーミングな仕草や言い回しもいくつか発見。
これも人間味深くて好感度大。

本作では1999年の「ノイズ」の役柄と、似通った人物を演じていますが、今回は人間的に余裕があってそれが観ていて大変頼もしかった。
少し前のジョニー・デップは、どちらかというと、自身が抱えているトラブルが演技に多大な影響を与えているんじゃないか、と、思わせるような危うさがあったのですが、ここ最近の作品にはそういった不安定さが見えません。役者、としてよりも、人間的な成長のほうが大きいな、といった印象です。
これを安易に「結婚してからの」だとか「子供が出来てから」などと決めつけるのは外部の余計なお世話です。年齢的にも外見的にも相応の役柄でぴたとはまっていると思いました。

そしてジョン・タトゥーロが素晴らしい。彼もまた「スティーブン・キング的狂気」を、見事に表現してくれました。原作に忠実でかなり怖い。どこをとってもどこまでいってもすべからく「スティーブン・キング的狂気」満載の映画です。スティーブン・キング的狂気好きのかたは、ぜひどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00064LI8S/qid%3D1108865230/249-1026535-7359549

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