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LE PETIT POUCET
(原題)/TOM THUMB(英題)仏初公開 2001/10/17

「リトル・トム」は、シャルル・ペローの大飢饉をモチーフとしたおとぎ話「親指小僧(親指トム)」。オリヴィエ・ダーン監督・脚本が描くフレンチ・ファンタジー。

(フランス語原題の発音は「ル・プティ・プセ」で「小さなプセ」)

主題歌:ヴァネッサ・パラディ(おお!)ロマーヌ・ボーランジェ:トムの母親。王妃:カトリーヌ・ドヌーヴ。ロマン・デュリスは端役にすぎず、宣伝用ポスターなどにもほとんどクレッジトされていません。トレイラーを見る限りでは特殊メイクモノなので、おそらく映画をみたところで、ロマンがどれだかわからないだろう、と予測されます(涙)

ちなみに役柄は「Un garde de la reine」(女王の護衛)。カトリーヌ・ドヌーブに仕えているのですから、イメージとしては「不思議の国のアリス」におけるトランプ兵隊、くらいのものでしょうか。

これもまたエロディ・ブシェーズと共演です。と、いってもからみは無い様子。彼女は「La femme de l'ogre」の役。(直訳すると”鬼女!!!”)

監督のオリヴィエ・ダーンは「クリムゾンリバー2」で日本でもメジャーになった方。ロマン・デュリスとはクラピッシュ監督の「青春シンドローム」と同じ頃「Freres」(詳細不明)という作品を撮っています。その後1997年に「死も当然」で再びロマンを起用。この「親指トム」で3作品目のコラボでありますが、すべてロマンは脇役。ちょっと寂しいですね。

仏版DVDジャケット↑
涙を流す鬼女↑
<「 リトル・トム の原作者シャルル・ペロー>
 1628年に生まれたシャルル・ペロー Charle Perrault (1628-1703)は、王の建築監視官であった。アカデミー・フランセーズの一員で、芸術的な観点から古代人よりも近代人のほうが優れていると考えていた彼は、「新旧論争」という文学論争活動に参加していた。そんなペローだからこそ、国に伝わる有名な昔話を集め、1697 年に「ガチョウおばさんのお話 CONTES DE MA MERE L'OYE (過ぎし昔の物語ならびに教訓)」を 制作。(因みにイギリスの「マザー・グース」の名はこの本の名前に由来している)この本には、本作の原作である「親指小僧 LE PETIT POUCET 」や「眠れる森の美女 LA BELLE AU BOIS DORMANT 」「赤ずきん LE PETIT CHAPERON ROUGE 」「青ひげ LA BARBE-BLEUE 」「長靴をはいた猫 LE CHAT BOTTE 」「妖精物語 LES FEES 」「シンデレラ CENDRILLON (『 エバー・アフター (1998) EVER AFTER 』等で実写映画化)」「巻き毛のリケ RIQUET A LA HOUPPE 」といった超有名なおとぎ話8編が収録。ペローは 1703 年の 5 月 15 日から 16 日の夜に自宅にて永眠。